人権ジャズライブ

1月19日(金)は、人権教育参観日でした。5時間目に各教室で人権に関する授業が行われた後、6時間目には体育館で「人権ジャズライブ」が開催されました。下関市在住の聴覚障害があるジャズミュージシャン、吉本信行さんとそのお仲間の皆さんをお迎えし、障害への向き合い方についての講話やジャズの演奏をしていただきました。人工内耳という機械を装着されておられ、日常会話は、わずかに聞こえてくる声を機械で聞き取ったり、相手の口の形を見たりして、なんとかできるそうですが、音楽に関しては音階がわからないため、聞こえてくるリズムと過去の記憶で曲を頭の中で構成し、演奏されているそうです。毎日の血のにじむようなトレーニングと音楽に対する情熱や仲間の支えによって演奏を楽しむことができるようになった姿を「ジャズライブ」という形で子ども達や保護者の方々に肌で感じてもらいました。「障害は個性」という吉本さんの言葉通り、オリジナリティのある演奏に子ども達も聴き入っていました。また、リズムに乗ったり、手拍子したりしながら、普段聞くことのないジャズというジャンルの音楽の良さも体感することができ、とても充実したライブとなりました。






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